奇人変人シリーズ登場人物一覧(加筆修正・再掲)

これは、今後も書き加えられるものかもしれない。全ては己次第です。

  • 今更だが『奇人変人シリーズ』の登場人物を起承転結に分けてまとめたもの。作品に登場したキャラクターのみ掲載する。未登場のキャラクターたちはネタバレを防ぐの為、作品に登場した都度、此処に記すこととする。
    (当時のまえがき)
     

 

※注意
・これは小説ではなく、小説『奇人変人シリーズ』の登場人物を起承転結に分けてまとめたものである。
・ここに掲載されるのは作品に登場したキャラクター達のみとさせていただく。
・未登場のキャラクターはネタバレ防止の為、掲載を見送る。作品に登場した都度、加筆していく予定。

 

起の人々
氷川 肇(ひかわ はじめ)…成績優秀で運動もそこそこ出来るけど何処か残念な所ばかりが目立つ生徒会長。
片思いの相手に難題を吹っ掛けられたり、恋敵と思っている男から親友と認定されてしまったりする。
何かと苦労人であるが、作中で最もまともな人物でもある。まともじゃないかもしれないけど、まともな人物である。
(初登場作品『恋敵と親友になる方法/無声音』)

森村 貴(もりもと たかし)…端正な顔立ちと言動が一致しない少年。目の敵にされている肇を何故か親友と認定している。芸術の才能に優れていて、幼馴染の友人である繪漣をモデルに絵を描く。
(初登場作品『恋敵と親友になる方法/無声音』)

綾小路 充(あやのこうじ みつる)…快楽主義者な女装の麗人。シリーズ内で最も人気のあるキャラクター。東村アキコ先生風に言えば山咲トオル枠の人。重度のシスコン。
(初登場作品『恋敵と親友になる方法/無声音』)

綾小路 湖瑠璃(あやのこうじ こるり)…綾小路 充の姉であり、彼の女装の元凶。恋を知らない博愛主義者であり人類崇拝者。例え相手がどんな悪人でも愛そうとする。それ故なのか奇妙な出来事に巻き込まれやすい。
(初登場作品『愛を待つ人へ/無声音』)

薬師丸 繪漣(やくしまる えれん)…作中では肇に次ぐ常識人だが、多少猟奇的一面がある。暴走列車のような綾小路や幼馴染・羊の良きストッパー役。父親が不倫の末に駆け落ちをしたり片思いをしている幼馴染は超常現象にしか愛を見出さない変人なので自分に自信が持てない。
(初登場作品『誰も知らない/無声音』)

播磨 羊(はりま よう)…繪漣の幼馴染で超常現象愛好家。フランス人の父と日本人の母を両親に持ったハーフ。好きという感情はあっても、愛は今のところ超常現象にしか見出せない。邪道なことや非常識なことを無意識にやってのける本質の持ち主。
(初登場作品『誰も知らない/無声音』)

椎名 桜子(しいな さくらこ)…貴の幼馴染で繪漣の友人。天使のような愛らしい容姿と心を持った悪魔な女の子。極度の恋愛体質で無意識の内に男も女も振り回す。肇はその筆頭である。
(初登場作品『恋敵と親友になる方法/無声音』)

若本 苑馬(わかもと えんま)…湖瑠璃の数少ない友人で理解者。IQの高さと比例して人付き合いが苦手。基本的に行動を共にしているが、彼女の体質に巻き込まれて探偵の様な役割を担うことが多々ある。
(初登場作品『愛を持つ人へ/無声音』)

綾小路 俊憲(あやのこうじ としのり)…綾小路姉弟の実父。亡くなった前妻への愛が激しく、瓜二つな長女を直視できない。
また跡取りである末っ子長男の悪癖に悩む実業家である。実は必殺仕事人?
(初登場作品『夢死/聚vol.2』)

綾小路 衣里果(あやのこうじ えりか)…俊憲の後妻。綾小路姉弟の継母。夫から「俗物」と評されるくらいには普通の女性。継子たちとは微妙な距離感で生活している。
(初登場作品『夢死/聚vol.2』)


転の人々
霧澤 聖(きりさわ ひじり)…高校へは行かず、アルバイト三昧な男装少女。冷静沈着な性格である反面、騙されやすい所がある。
(初登場作品『愛執染着/カラの中の少女たち』)

桜庭 雨璃(さくらば うり)…聖の幼馴染。愛称は「アメリ」。起の人々の項に登場した綾小路充は叔母の夫と姪っ子という関係性である。隻眼という点を除けば正真正銘の美少女。
(初登場作品『愛多増生/カラの中の少女たち』)

沫島 華(あわじま かざみ)…聖のバイト先のオーナー。知的好奇心追求型の人間で、何にでも首を突っ込みたがる。彼にとって聖は興味の対象である。
(初登場作品『愛執染着/カラの中の少女たち』)

蓮見 秀嗣(はすみ ひでつぐ)…華の義弟で雨璃の恋人。
人妻と心中未遂を犯しかける程度には美青年。物腰の柔らかい穏やかな性格の大学生。
(初登場作品『愛多増生/カラの中の少女たち』)

桜庭 博貴(さくらば ひろき)…雨璃の兄。反抗期を拗らせたまま大人になった様な危険人物。現在、刑務所に服役中。
(初登場作品『愛多増生/カラの中の少女たち』)

端の人々(話の筋にそれほど関わりのない人物たち)
白峰 弥生(しらみね やよい)…桜子と繪漣の友人。料理上手で男は胃袋で掴むタイプ。世間的には女子力高い系女子。現在の恋人によって首フェチである事が発覚する。
(初登場誌『彼と彼女のはじめて』)

仲元 賢治(なかもと けんじ)…肇や綾小路のクラスメイトで弥生の恋人。ピーマンが苦手な頬フェチ。
(初登場誌『彼と彼女のはじめて』)

椎名 涼司(しいな りょうじ)…桜子の兄であり、湖瑠璃と苑馬の同級生。妹が身も心も天使な悪魔なら、こちらは天使の様な見た目と悪魔の様な心を持った只の悪魔である。肇より前の代の生徒会長で彼との交流が深く、妹を紹介した張本人。今の所、特別目立つような活躍はしていない。
(初登場作品『密室~奇人変人たちを閉じ込めてみた~/縦書き文庫』)