想いの前では天秤も無力について(再掲)

引越し作業です。
『百四十物語集・壱』に載っている「想いの前では天秤も無力」が何だったのかを書いたものです。
確か大学生の頃に相方の今井さんに説明を求められて書いたものだったと記憶しております。
どうでも良いと言われたら、それまでのもんです。だから無視してくださって(西川)貴教的にもオールオッケーです。


 まず最初に言いたいのは、そんなに深く考えて描いた作品ではなく、フォロワーさんの某作品のキャラクターを例えにした『想いに天秤を求める気持ち』というつぶやきを単純に面白いな、自分がそれに近いものを書いたらどうなるんだろう? と思っただけでした。
 一応、頭の中で描いていたシチュエーションは心臓を鷲掴みにされた位の衝撃的な初恋をしたけど、その相手はあまりに一方的過ぎる見返りを求めた愛情表現しかなくて、それに付いて行けずに疲れちゃった少年が主人公だったりします(長い)
 多分、このお話は別れの話だったんだと思います。「心臓を渡してしまいたい位に君が好きだったけど、もう疲れちゃったんだ。ごめんね」みたいな。