マーチ博士の四人の息子

こんにちは、椿でございます。只今、2008年の嵐のライブDVDを見ながらブログを書いてます。
久々に読書感想文を書こうと思います。


マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ文庫HM)

マーチ博士の四人の息子 (ハヤカワ文庫HM)

あらすじ

医者のマーチ博士の広壮な館に住み込むメイドのジニーは、ある日大変な日記を発見した。 書き手は生まれながらの殺人狂で、幼い頃から快楽のための殺人を繰り返してきたと告白していた。 そして自分はマーチ博士の4人の息子―クラーク、ジャック、マーク、スターク―の中の一人であり、殺人の衝動は強まるばかりであると。 『悪童日記』のアゴタ・クリストフが絶賛したフランスの新星オベールのトリッキーなデビュー作。
(Amazonより抜粋)

職場の近くの有隣堂で限定復刻として販売されていたのを購入しました。
話の殆どが日記やテープレコーダーの記録で進んで行くので書簡体小説という感じを受けました。
感想としましては読み進めて行けば行くほどジワジワと首を絞められているような感覚でした。それだけ殺人鬼の日記を見つけてしまったジニーに入り込んでいました。
何となく予想が着いて行くんだけれど、でも後味が悪いというか、こんな家族が実際にいたら嫌だなとも思いました。