短歌vol.3『春を謳歌』
どうも、椿でございます。
3月が過ぎて『笑っていいとも! 』も終わり、気が付いたら4月になっていました。 変化が訪れる時期です。私自身にも変化がありました。実感はまだ湧いていません。 不安な気持ちも強いですが理想とする自分に少しでも近づける様になりたい、なる為に不安を抑え込んでいきたいと思います。
さて、今月の短歌です。
今回は3月分も含めます。 と言っても3月っぽさは皆無です。
キュンと来た ふとした言葉「これ開けて」 だけど芽生えぬ一瞬の恋 (椿 静琉)
前の職場でこんな感じの出来事があったんです。恋とも呼べないけど一瞬のできごと。
天高く、高く指差し嘲笑う 虚構の空に幻を見て (椿 静琉)
通っていた大学への通り道に立っていた木の枝が空に向かって指をさしている様に見えたんです。
きいろ、あか 店の片隅で交わされる 見覚えのある彩りの声 (椿 静琉)
先日、久しぶりに相方の今井さんと後輩の永海さんとお茶した時に思いついた。
変わりつつも変わらない姿に安心を覚える。大事にしたいご縁。
忘れ得ぬ傷跡すらも愛おしい 貴方のことを思い出すから (椿 静琉)
どこかにありそうな感じになってしまったと反省。
桜散る 散る散る満ちる君を見る その光景は永遠になる (椿 静琉)
桜の花が好きです。
夜桜が好きだと君が言ったから 夜になって会いに行きます (椿 静琉)
なんちゃって夜桜お七。
トンネルを抜けたら其処は春の国 生まれ変わって駆け抜けていく (椿 静琉)
トンネルを抜けようとした時に桜が舞い踊っていて、その姿に感動したあまりに
川端康成リスペクトな感じになった。
最後に一首。
鶯の響く鳴き声 春の声 見上げてみると桜色の空 (椿 静琉)
鶯っぽい鳴き声が聞こえた気がしたので…。
それでは、これにて閉幕。