創作

秘密。

人を追いかけていた。その人はトンネルに入り込んだ。僕は後を追いかけようとした。「その秘密を無理やり暴き立てるというのなら、このトンネルを抜けなさい」 追いかけようとした僕の後ろから女の声がした。 「でも、覚えておいて。そのトンネルを抜けて、…

綾小路 充の眼前。

この人から全てが始まったと言っても過言ではない。 中学生の頃にぼんやりと思い描いていたキャラクターが綾小路 充です。大学生になって文芸制作サークルに入った頃に何となく彼を思い返して、短編小説に主人公の女装癖な友人として書いてみたら同じサーク…